イギリス留学ブログ
12.172023
2024年イギリスワーホリ最新情報|よくある質問|抽選式廃止|渡航日設定の注意点
イギリスのワーキングホリデービザである、Youth Mobility Scheme(ユース・モビリティ・スキーム、通称YMS)を利用できる日本人の人数が、6000人に増員される、というニュースが発表されました。
気になる、新しい点、2024年からの新ルールについて、ご紹介します。
目次
新ルール① 開始日
6000人の増員は、2024年1月31日から施行されます。
新ルール② 抽選式廃止
2024年1月31日以降、日本国籍者と韓国籍者の抽選式ルールは廃止となります。
これまでは、YMSビザを申請する時これまでは、抽選をメールで申請。
受かった人が、オンラインでビザを申請できるという流れでした。
しかし、この抽選式を通らず、「いきなりビザを申請する」というシステムに変更となりました。
申請のタイミングについて
新ルールでは、申請期限がありません。
つまり、6000名の定員に達するまで、いつでも好きな時にビザ申請ができることになります。
これまでは、1月と7月の抽選を待って、当選後に申請期限がありましたが、これもなくなります。
渡航日は、6か月先まで指定ができます。
7月15日にイギリス入国を希望していたら、1月16日以降にビザ申請ができます。
https://www.gov.uk/youth-mobility
渡航日の設定とその注意点
イギリスへの渡航日は、ビザ申請時に決める必要があります。
渡航日は、ビザ有効開始日となります。
その日を軸に2年間のビザが出ます。
例えばですが、1月16日にビザ申請をし、7月15日に渡航日を指定したら、7月15日より前に入国することはできません。
また、ビザ申請が通り、ビザ有効開始日より後に渡航をする場合は、ビザを受け取った際に、パスポートに貼り付けられている、「入国査証」の期限内に渡航する必要があります。
例えば、「入国査証」の期限が、7月15日ー10月13日だった場合は、そのまま10月15日に渡航をしても入国できない場合があるので注意が必要です。
よくある質問
新ルールのイギリスワーホリ(YMS)について、よくある質問です。
Q. いつまでに申し込みをすればよいですか?
A. 今の時点で「いつまでに」という明確な答えはありません。
「定員に達する」のがいつになるのか、途中で残席数のアップデートがあるのか等はまだ不明です。
渡英日の希望がある方は、6か月前から申請が可能です。
確実にするには、「なるべく早めに」動いていきましょう。
Q. 日本国籍者ですが、日本以外の国からでも申請はできますか?
A. 日本以外の国に滞在中でYMSビザに申請をしたい方は、滞在国でのビザが6か月以上残っている形でしたら、その国内ですることが可能です。
ビザに6か月の猶予がない場合は、日本に帰国をして手続きをすることが求められます。
英国政府サイト:28A (a) の部分参照
変更点なしのYMSの条件
イギリスのワーキングホリデー(YMS)ビザに関して、以下の条件は来年も変更はなさそうです。
・日本国籍者であること
・申請時で18歳から30歳であること
・£2530の資金証明が必要
・IHS(Immigration Health Surcharge)の支払いあり:£1552 *2024年2月改訂
・イギリスに最長2年間滞在が可能
・就労、インターンシップ、ボランティア、勉強、フルタイムで可能。*(一部制限あり)
・英語力の証明不要
・イギリス国内での申請、延長不可
英国政府 Home Office HP
https://www.gov.uk/youth-mobility
まとめ
YMSビザは、仕事、勉強などの活動が自由にできる、イギリスでの生活をしてみたい、という方にはとても魅力的なビザです。
今回の年間6000人への増員で、さらに「YMSの在り方」が変わってきそうですね。
YMSビザ申請の詳細については、是非こちらの記事もご覧ください。
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