イギリス留学ブログ
7.162024
【イギリス就活】英文履歴書(CV)を作っていこう!サンプル付~カフェ ・飲食店編~
イギリスで職探し!それでは実際にCVを作りましょう!
今回はホスピタリティという業種のお仕事に応募する際のCV作成時のポイントを例に挙げてご紹介いたします。この業種は主にカフェやレストランなどの飲食店や、お店の店員さんにあたります。
イギリスでもワーホリ(YMS)で住む方が一番就職しやすい職種になります。
デザインは色を使ったりハイライトや線を入れレイアウトを好きなように作ってもOKなので、たくさんの採用担当者に読んでもらえるよう出来るだけ見やすさを心がけましょう!
まず、実際に書き始める前に以前ご紹介したこちらの記事で大事なポイントを確認してみてくださいね。
さっそく見ていきましょう!
目次
SUMMARY(自分の概要)をまとめよう
この項目は応募する仕事で活かせそうなご自分の能力や経験をまとめた要約になります。
募集要項に書かれている採用要件を満たせるようにまとめることが大切になってきます。
書き方は主語(I)/一人称を文頭におかず、動詞から始めます。
では、さっそくよく使われる表現を見てみましょう。
1)Passionate Worker with 5 years of experience
(5年の経験と仕事に情熱がある)
2)Highly motivated barista/waiter with more than 3 years of experience
(3年以上の経験とやる気に満ちたバリスタ/ウェイター)
3)A dedicated waiter with excellent customer service skill
(素晴らしいお客様対応とひたむきなウェイター)
ポイント
1)‘’I am a hard working waitress and I worked in a busy restaurant ~ ‘’ と and の後に更に主語を置いたり、文章の冒頭が主語ばかりになってしまわないように気を付けましょう。勤続年数は”with 〇 years”にすれば 長い文章にならずに済みますね。
2)‘’I am a motivated person who worked in ~ ‘’ と主語からスタートせず、自分は「やる気に満ちたバリスタ」ですと紹介をしていきます。
3)こちらは2)と3)の文章の語彙を変えたバージョンになります。
このような表現もとても効果的です。
Work History(職歴)を書いてみよう
こちらは最終学歴の後に勤めていた会社を、新しい経歴が一番上にくるように順番に書いていきます。
まずは会社名、担当名、在籍期間、日本で働いていたのであれば国や都市を一行にまとめます。
そして、その下にどんな職務内容だったのかを箇条書きにしていきます。
早速、会社名の書き方の例を書いていきます。
- April 2020 – Current ○○ Hotel and Spa, Front of House, Osaka, Japan
- June 2017 – March 2020 ○○ Restaurant and Bar, Restaurant Manager, Osaka, Japan
- January 2010 – May 2017 ○○ Cafe, Server and Chef, Osaka, Japan
その次に職務内容の箇条書きを5つほど書いていきます。自分の強みをアピールするためにも、応募する職務内容に活かせそうなポイントを探してまとめてみましょうね。
ではよく使われる表現を見ていきましょう。
1)Served customers in a busy environment/fast-paced restaurant environment
(慌ただしい環境/レストランでのお客様へのサービス提供)
2)Communicated with customers regarding comments and complaints, receiving positive reviews
(お声や苦情に対して接客し、好意的な評価を得た)
2)Prepared and promptly served all food courses and beverages to guests
(すべての料理コースと飲み物を準備し、速やかにお客様に提供した)
4)Exceeded/Achieved sales target by 15%
(目標達成を15%超過/達成)
ポイント
仕事の内容を並べるだけでなく、どんな点に力をいれたのかも入れていきます。
1)”in a busy environment”では、忙しいお店で働いていたということが伺えますね。
2)”receiving positive reviews” は “positive” を使うことで印象が良くなりますね。
3)そして “promptly” では、素早くこなしたということが伺えます。
4) “by 15%” と実際の数値を入れ、目標達成できたことを入れるとアピールにも繋がりますね。
Education & Certificates (学歴と資格)の書き方
学歴の項目は最終学歴について書いていきます。学校名、専攻科目、入学年を一文にまとめます。
April 2015 – March 2019 〇〇〇 University, Bachelor of 学部または専攻, Japan
また、語学学校に通っているのであれば、クラスのレベルも記載するとアピールになります。
その他に資格を持っていればこちらに書きましょう。
- 〇〇 Language School, FCE Exam course, London
- 〇〇〇 School of Barista, Japan
- IETLTS 6.5
Personal Skills(自分のスキル)もまとめてみよう
応募する職種に活かせる能力があればどんどん書いていきます。接客業だとスタッフやお客様とのコミュニケーションスキルや率先力がキーとなりますね。また予約の際に使用するシステムやメールでの予約受付などで利用するパソコンの知識があれば書いておくといいでしょう。
これらは、いわゆる面接時に聞かれる ”your greatest strengths”にあたります。面接時にエピソードを聞かれた場合すぐに答えられるよう事前にいくつか考えてみましょう。
- Communication skill(コミュニケーション能力がある)
- Leadership (人を率いる能力がある)
- Teamwork (チームワークが上手/協力的である)
- Multi-tasking(並行作業が得意)
- English skill B1/B2 level (英語のスキル B1中級レベル/B2中上級レベル)
- e-booking system/Online booking system(予約システムの経験がある)
- Basic computer skills :Microsoft Office Word, Excel (基本的なパソコン知識がある:ワード、エクセル)
などなど、自分ってどんなことが出来るのかな?と再確認するチャンスにもなりますね。
Personal detailsと注意点
職務経歴をまとめ終わったところで、ご自分のデータを忘れずに記載します。以下の2点に注意しましょう。
- 忘れてはいけないのは氏名、住所、電話番号です。
どこに記載するのかはデザインのフォーマットに合わせ、一番上の目立つ部分に記載するのかなどを決めましょう。書類に目を通した採用担当者から電話がかかってくることもよくありますので受け答えも準備をしておきましょうね!
- こちらも重要な点となるビザの種類と期限についてです。あらかじめ記載しておくと採用担当にとってもとても親切なので書いておくことをお勧めします。
最後にチェックを忘れずに!
書き終わったらA4で2枚以内におさめ読みやすい文章にすることを心がけましょう。とても大事なのが文章の構成やスペルチェックを怠らないことです!ネイティブの方にチェックしてもらえるのであればより良いですね。
イギリスでは自分の能力を最大限にアピールしても問題ないので、書けることはどんどん書き、実際に面接でエピソードを話せるようにイメージしていきましょう!