イギリス留学ブログ

【イギリス就活】イギリスで働こう!英文履歴書(CV)とカバーレターの書き方をお教えします

イギリスでの仕事探しをする時に必須!
「CV」と「カバーレター」についてわかりやすく解説していきます。

ワーホリ/YMSの方はもちろん、Graduate RouteやSkilled Workerを目指す人も是非ご覧ください。

CVってなに?

CV

イギリスでは履歴書を「CV」と呼びます。
日本の履歴書のように決まったフォーマットがないため、自分自身でいちから作成する必要があります。

最近はインターネット上でテンプレートなどもありますので、ご自分に相応しいものを探して作成しましょう。

シンプルに文章だけのものや、デザインに少し凝ったものなど色々あります。
応募するお仕事によって適したものを選ぶといいですね。

例えばカフェやレストランの仕事はカジュアルなお仕事になるためCVのデザインもフォーマルである必要はなく、色を付けるなど目立たせてみるのもいいかもしれません。オフィスワークなどの会社に応募する場合はシンプルに太字や下線などを使用して読みやすさに心がけましょう。

CVの作り方:どんな内容にすればいい?

CVにいれる内容は、順番にこんな感じです。

1)名前/住所/電話番号/Eメールアドレス/ビザのタイプ・期限

2)自分の概要→これはなくてもOK

短い自分のアピール文章を書く段落です。必ず、応募する職業にあわせた内容で書きましょう。使いまわしをしているとぼろがでることもあるので注意です。

3)職歴

面接の時に一番よくみられるポイントになります。
これまでの職歴、職場、職についた国、役職名を完結に書きます。

4)学歴

学歴を一番最近の最高位のものから順に大学名、専攻科目を書いていきます。
もし専門職などで学校で特殊な訓練を受けたことがアピールになる場合はそれもいれます。

5)スキル

ここには自分の技術を書きます。
以下のようなスキルも書いてみると即戦力のアピールにもなります。 

●「コンピューターやソフトウェア」、「使える言語とそのレベル」などの実践的な技術

●「チームワーク」、「リーダーシップ」などのソフトスキル

6)資格、受賞歴など

ここは、自分の功績などを書きます。応募している職種に適している内容であればなおよしです。

7)Reference

ここは、前職の方などに今回の職場が連絡をした時に推薦をしてくれる人の名前と社名・役職、連絡先を書きます。連絡先をいれる場合は必ず先方に事前に許可をとりましょう。

ここを気に付けよう!

①連絡先の情報はお間違えなく。住所、電話番号、Emailアドレスは必ず記載しましょう。
採用担当からはメールで選考結果が来ることもあればスクリーニングのために電話が来ることもあります。

生年月日や国籍は必ずしも必要ではありませんのでアピールにならない場合は不要です。

ビザの種類や期間についての記載は採用担当にとって親切な内容になるので書いておくと良いでしょう。

Emailのアドレスは、自分の名前と数字などシンプルにし、記号の多用、アルファベットの羅列ようなのは誤送信などのトラブルになるので避けましょう。

職歴はリスト化していき、ブレットポイント(箇条書き)で完結させ、無駄な情報は省いていきます。

最大A4サイズ2枚にまとめ、大事な個所を残し不要部分を見直しましょう。
2枚以上連なっていると採用担当者も読む気なくしてしまったり、自分の最大の魅力が伝わりにくくなってしまいます。

カバーレターとは?

カバーレターとは自分のスキルや特技などの自己PR、またこの仕事に就きたい!という熱意を伝えるための大切な添え状になります。

レストランやホスピタリティのお仕事に応募する場合は必須ではありませんが、ロンドンのような大きな都会で仕事探しをする場合、採用担当にはたくさんのCVが届くので、他の応募者と差別化を図りたい、このお仕事を絶対してみたい!とお考えの方は是非書いてみましょう。

カバーレターの作り方

カバーレターは「志望動機書」の役割なので、CVに書いてある情報を文章にするわけではありません。

原則A4サイズ1枚にまとめ、無駄な内容をできるだけ省き簡潔にまとめることを心がけましょう。

応募先の会社のリサーチをし、「あなたの会社を知っています」というアピールはとても効果的です。会社のウェブサイト、SNSでの評判、メディア記事などを参考にしましょう。

1)出だし
軽い自己紹介、そしてこの仕事をどうやって見つけたかなどを書きます。
仕事を見つけた広告媒体、職種名、広告に出ていた募集番号などがあれば書きましょう。

2)自己アピール
雇用主が求めているものと一致するスキルや経験をここで強調します。
あなたがその企業で働くことに熱意を持っていること、その企業の仕事に対する価値観、文化、スタイルを共有できることを伝えます。

3)追加情報があればここに
CVを見たときに少し穴がある場合、例えば、職歴に空白期間がある場合は、仕事を離れていた間に身につけたスキルについて話すとよいでしょう。

4)締め
応募を検討してくれた雇用主にお礼を言います。CVから自分の詳細を知ることができることを伝え、連絡を楽しみにしていることを伝えます。

ここに気を付けよう!

①募集内容をよく確認すること。
募集要項に書かれているスキルが自分にはあるのかを確かめ、あれば同じ単語を利用して自分なりの文章を作ってみましょう。過去の経験と募集要項に書かれた仕事内容にマッチする箇所は同じように書いていくと採用担当の目に留まるかもしれません。

②スペルミス、間違った文法などはNG
「英語が第二言語だから」は言い訳にはなりません。文書でアピールをするものですから、完璧な英語にしましょう。

③文章の締め方
「敬具」の書き方は、応募先の担当者名を知っているかどうかで変わります。
相手の名前を知っていて、Dear Mr Smith と始めていたら、【Yours sincerely】でしめます。相手の名前がわからず、Dear Sir or Madam で始めていたら、【Yours faithfully】でしめます。

おわりに

CVとカバーレターは、あなたが仕事に応募するときに一番大事な書類と言っても過言ではありません。

何件も他企業に送る際は使いまわしに注意!
使いまわしている言葉は相手にばれますよ・・!

似たような役職や職種に応募する場合は、同じCVやカバーレターを送ることももちろんできますが、各応募先にあわせた自分のスキルセットや職務経験での役割の表現などを適宜変えることがベストです。

Averieでは、CVやカバーレター作成のサポート、ネイティブによる校正やチェックのサポートをご用意しています。イギリスでの就職活動を、確実にスタートさせたい方、是非お気軽にお問合せください

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