イギリス留学ブログ

【2025年イギリス入国デジタル化】ETAの事前申請必須になります!

2024年9月10日、イギリス入国管理局から日本人にとっても重要なニュースが流れてきました!

2025年1月8日以降に、イギリスに入国・渡航する際、ビザを必要としないすべての日本国籍の旅行者は、ETAという電子渡航認証を事前に申請することが求められます。すなわち観光目的で6ヶ月未満イギリスに滞在する旅行者は申請が必要になります。

申請必要な方、不要な方のリスト、そして今わかっていることを見ていきましょう!

この記事は、英国政府のこちらの記事を参考にしています。
https://www.gov.uk/guidance/apply-for-an-electronic-travel-authorisation-eta

なぜETA(電子渡航認証)が導入されるの?

ETAの世界的な拡大は、新しいテクノロジーを通じてセキュリティを強化し、近代的な出入国管理システムを定着させる目的だそう。

例えば英国での居住、就労、就学のために英国ビザを取得している人(ワーホリや学生ビザ)はBRPカードを所持しており2025年12月末までに、移民ステータスをデジタルで証明するeVisaに移行になりますね。そのように今後は、紛失、盗難、改ざんの可能性がある物理的な移民書類の代わりに、デジタル化にコミットしてくようです。

ETAは渡航者のパスポートにデジタルでリンクされ英国への渡航を開始する前に、より厳重なセキュリティ・チェックが行われ、入国管理制度の悪用を防ぐのに役立たせる目的です。

重要ポイント

ETAにかかる費用は10ポンド。
・英国への複数回の渡航が許可される
・2年間またはパスポートの有効期限が切れるまで有効。
・1回につき6ヶ月までの滞在を許可されます。

誰が申請が必要になるの?不要な人は?

ETA申請・取得が必要な人:

  • 観光、家族・友人訪問、商用、短期就学のために6ヶ月以内渡英する場合
  • クリエイティブ・ワーカー・ビザ(Creative Worker Visa)の特例で3ヶ月以内の渡英
  • 許可された有給インターンシップのために渡英する場合
  • 英国を通過する場合(英国国境管理を通過しない場合も含む)

訪問者ビザの代わりにETAを取得する、というイメージです。

ETA申請・取得が不要な人:

  • ビザを所持している
  • 英国での居住、就労、就学の許可(EU定住スキームによる定住者または定住予備軍を含む)
  • 英国またはアイルランドのパスポートを所持している
  • 英国海外領土のパスポートを所持している

※ということは、YMSのビザ学生ビザをすでにお持ちの方はETA取得は不要ということになります。

申請について

日本国籍の方は2024年11月27日よりETAアプリから簡単に申請可能(下記参照)になり、2025年1月8日からETAで英国に渡航できるようになるとのことです。

ETA申請料金は10ポンド
※赤ちゃんやお子様も含め、旅行者全員がETAを取得する必要があります。他の人の分も一緒に申請できます。申請後の払い戻しはできません、とのこと。

英国への複数回の渡航を許可し、2年間またはパスポートの有効期限が切れるまで、1回につき6ヶ月までの滞在を許可されます。 

申請に必要なものリスト

  • パスポート(コピー不可)
  • Eメールアドレス
  • クレジットカード、デビットカード、Apple PayまたはGoogle Pay

アプリの申請で以下の写真撮影、またはアップロードが必要になります。

  • パスポート
  • 申請者の顔写真

申請はこのリンクから

下記のリンクのページ一番下にある緑色の〈Download on the App Store〉または〈Download on Google Play〉からアプリをダウンロードして申請しましょう。

https://www.gov.uk/guidance/apply-for-an-electronic-travel-authorisation-eta

注意!ETAでできないこと

ETAは「ビザ」ではないので、以下のことは従来通りできません。

  • 英国に6ヶ月以上滞在すること
  • 〈許可された有給の業務やイベント、クリエイティブ・ワーカー・ビザでの就労〉を除き、英国企業や自営業で有給または無給の仕事をすること。
  • 公的資金(給付金)を請求すること
  • 頻繁に、または連続して英国に滞在する
  • 結婚、シビル・パートナーシップの登録、または結婚やシビル・パートナーシップの通知をする。

Eビザへの移行とともに、イギリスの「ビザ」の管理がデジタル化していきますね。
今後はEU圏への渡航もETIASというシステムを利用しないといけなくなるようです。

また情報が入り次第随時アップデートしていきますので、是非ブログや当社SNSを定期的にチェックしてください。

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