イギリス留学ブログ
6.242022
日本帰国用、陰性証明の入手方法について

日本への入国者(帰国者)は、出国前72時間以内に新型コロナウィルスの検査を受け、陰性証明書を入提示する必要があります。
出発国において搭乗前に検査証明書を所持していない場合には、航空機への搭乗を拒否されます。
便利だった2時間のLAMP検査がなくなってしまった
これまでヒースロー空港ターミナル内にあるExpress Test社のLAMP検査が、2時間で結果が出るため、多くの方に利用されてきましたが、最近このサービスがとりやめとなってしまったことがわかりました。
同社と確認をしたところ、「需要と共に提供のサービスが変化している」と言う返答でした。
今後LAMP検査のサービスがヒースロー空港内に戻ってくる可能性があるのか、現時点ではまったくわかりません。

陰性証明が入手できる会社
現行では、以下の二つの会社が、日本の陰性証明として有効であり、24時間待たずに結果が入手できるサービスと理解しています。
〇Express Test社 ヒースロー空港内のPCR検査
https://www.expresstest.co.uk/london-heathrow-airport/#Book
検査後、4時間で結果が出てEメールで送られてきます。結果が出たら、検査場に戻り、依頼すると証明書を印刷してもらえますので、それを航空会社チェックイン時および日本入国時に提示します。
〇St Pancras International駅構内 日本向けPCR検査
https://circular1.com/product/pcr-pre-departure-fast-track-for-japan-st-pancras/
こちらは、検査後約6時間で結果が出るそうです。
同日に結果を受け取る場合は、最終検査時間は16:30分です。
日本用と英国用両方の陰性証明書がEメールにて発行されます。
印刷が必要な方は、陰性結果が出たあとに検査場に戻れば印刷をしてもらえます。
検査場は21時に閉まるので、同日に結果をもらい、印刷も希望している場合は、午前中に検査を受けることをお勧めするとのことです。
〇Concepto Clinic
こちらは、90分で結果が出る、PCR検査を以下のロケーションのみで提供しています。
LONDON市内, WATFORD, BRISTOL, CAMBRIDGE, HEATHROW AIRPORT (HYATT) CLINIC
結果が出たら、まずは英語で証書が発行されるので、Eメールで返答をし、日本のフォーマットをくださいとリクエストをすると、日本フォーマットに書き換えたものを送ってくれるそうです。
その後ご自身で印刷、もしくは検査場に戻ると印刷をしてもらえます。
結果は90分で出ますが、この作業のやりとりがありますので、時間に少し余裕を持った方が良さそうですね。
また、ヒースロー空港の検査場は、空港内にはなく、空港からバス、もしくはタクシーでしか行けない場所となりますので、移動時間に注意が必要です。

陽性反応が出てしまった場合の注意点
万が一ご滞在中にコロナウィルスの陽性反応が出てしまった場合、陰性が出るまで日本便に乗ることができなくなります。
PCR検査で死んだウィルスを検知する確率があるようで、症状はなくとも長い方で1か月ほど陰性が出ず、日本に渡航ができないケースも伺いました。
需要がほぼないため、現在イギリス国内でLAMP検査を提供している会社を見つけることができません。
この点、日本政府のルールの変化がない限り、最悪の場合の帰国時のシナリオとしてありえますので、ご留意いただければ幸いです。
追記:回復をしているにも関わらず、陽性反応が出るため帰国できない場合は、在英日本大使館に相談をしていただくと、帰国できる方法があるようです。
在英日本大使館にまずは電話で相談してみましょう!
陽性反応が出た場合の隔離ルール
現在、イングランドでは、新型コロナウィルス陽性結果による、法的な隔離ルールはありません。
コモンセンスとして、伝染をさせないように自主隔離をすることが推奨されています。
NHSのウェブサイト