イギリス留学ブログ

イギリス人は謝ることが多い?Sorryの文化

「イギリス人は謝ってばかり?」

英語を学んでいて、「アメリカ人は、めったに謝らない」「Sorryは使わない」という話を聞いたことがありませんか?

イギリスに住み始めてすぐ気づいたのは、「サンキュー」と「ソーリー」が多用されていること。

イギリス人の「ソーリー文化」について考察してみました。

イギリスで起きるSorryのシチュエーション

アメリカでは、「Sorry」を言うことはめったにない、と聞いてイギリスに住み始めたら、すぐに、毎日のように「Sorry」を聞くことに気づきました。

一番多いシチュエーションは、人にぶつかってしまった時、もしくはぶつかりそうになった時。

混雑している場所で誰かにぶつかった時、狭い場所で人の後ろを通る時、レストランで狭い机と机の間を通る時、反対から歩いてきた人と同じ方向に進もうとしてしまった時、とにかくちょっとでも触れたらすぐ、「Sorry!」と言います。

少し不器用なところがチャーミングなイギリスの文化。

実際ぶつかっていなくても、ぶつかりそうだと思ったら、瞬間的に二人が「Sorry!」と言ったという経験もしばしばです。

1日に最高20回謝る人もいる!

2016年に行われた1000人以上のイギリス人を対象にしたとあるアンケートによると、平均的なイギリス人は、一日に8回は「Sorry」と言うそうです。

そして、8人に1人は、一日に最高20回は謝るとか。

また、同じ時期に1600人のイギリス人と、1000人のアメリカ人を対象に行われたYouGovの調査では、「くしゃみをした時」「誰かの間違いを指摘した時」「誰かにぶつかってしまった時」に、Sorryを言うのはイギリス人15人に対して、アメリカ人は10人だったそうです。

その調査によると、アメリカ人に比べると、イギリス人の方が多く謝りがちというのはあながち間違ってはいないようですね。

言語学的にみると、、、

とある言語学者によると、イギリス社会は、相手のパーソナルスペースにでしゃばって踏み込まず、そして自分に注意を向けずにに相手に尊敬の念を表することを評価する傾向があるそうです。

これを言語学的には「negative-politeness」と呼ぶそうです。

対してアメリカは「 positive-politeness」の社会。フレンドリーで、仲間意識を助長するような社会の特徴です。

これも、「Sorry」の使い方に大きく影響がありそうですね。

まとめ

同じ島国ということもあるかもしれませんが、イギリス人と日本人は距離の取り方が似ていると感じる方も多くいらっしゃるかと思います。

フレンドリーでありながら踏み込んでこない、丁寧で礼儀正しく、でも完全に打ち解けるまでは距離を保ちたい、という感じが日本人にとって心地よい部分があるのではないでしょうか。

そんなお国柄のイギリス、Sorryはイギリス人の価値観を表してdいる大事なキーワードなのかなと思います。

こちらの記事は、インスタグラムの投稿より作成されました。
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